二重あご解消にマッサージは危険かもしれない
二重あご改善のためによく行われる方法の一つに、マッサージがあります。
マッサージの流派はさまざまあるようですが、肌に直接はたらきかけるアプローチであることは変わりません。
自分も今まで、筋トレとリンパマッサージの両方をやっていました。
しかし、色々調べたり、自分で実践したりしている内に、後者のマッサージにはリスクがあることに気付きました。
今回は、マッサージの長所・短所を比較しつつ、それに代わるより良い方法について書いてみます。
マッサージのデメリット
マッサージの短所は、肌に良くない点です。
具体的には、
- シミ・くすみが増える
- 皮膚が薄くなる
- 炎症が生まれやすくなる
の3つの問題が出てきます。
皮膚というのは、想像以上に繊細な器官で、摩擦したり叩いたりすると、ミクロレベルで簡単に荒れます。
特に普段から摩擦を何度も繰り返していると、皮膚の真皮と表皮にズレが生じます。これがシミやくすみの原因になるそうです。
そうした摩擦によるダメージを減らすために、通常、マッサージオイルを使います。すると、今度はそのオイルが問題になってきます。
オイルを常用していると、皮膚の自然な新陳代謝のバランスが崩れ、皮膚が徐々に薄くなってきます。これがいわゆる「オイル焼け」です。
また、油というものは、空気に触れると酸化し、過酸化脂質となります。これを体は異物と判断し、免疫機能が働いて、皮膚上で炎症が起こります。
最近撮った自分の写真を例に取りましょう。よくオイルマッサージをしていたアゴ下に、実際、吹き出物がたくさんできました。
3ヶ月以上、毎日かなり強めにマッサージしていた結果です。強い刺激は二重あご改善には良かったかもしれませんが、間違いなくお肌には良くないようです。
マッサージのメリット
一方、マッサージの長所を挙げてみます。
一つは、一時的な血液・リンパ循環のアップです。少なくとも行っている間だけは、確実に血行が良くなります。
二つ目は、特に強いマッサージの場合、筋に微細なダメージを与えられることです。筋肉が損傷すると、その修復の過程で以前より筋量が増えます。筋トレに近い効果を生めるのです。
三つ目は、純粋に気持ち良いこと。快感はリラクゼーションを促し、モチベーションを高めます。
マッサージに代わるアプローチ
自分としては、肌もキレイにしたいですし、マッサージのプラス効果も捨てがたい。
しかし、根本的に外からの刺激は肌には良くないので、直接ベタベタ触るのは一切止めることにします。
その代わり、「快感を感じながらやさしく顔を動かす」ような体操が良いのでは、と考えています。
体の内側から気持ち良くマッサージするように、気楽にできる方法。
また、歩きながらでも、トイレの中でも、休憩中でも、日中のちょっとしたスキマ時間に、簡単に出来る方法。
そんな体操を目下、考案中であります。
Photo credit: eismane via VisualHunt.com / CC BY-ND